ワールドクラスの会社を創るために必要なもの


1

さて、今日は、私が1977年に会社をスタートしたときの話をしたい。

当時は、マイケル・トーマス・コーポレーションという名前だった。そして、それから何度か社名を変えて、いまの会社になっている。25年前に出版した書籍は、いまだに売り上げと読者が増え続けている。

会社をスタートした当初、私たちがしたことは、自問することだった。

「私はいったい、何を生み出したいのか?いったい何を創り出したいのか?私のこの会社で、いったい何を起こしたいのか?私の夢は何か?」

そのとき私たちが発見したことは、真っ白な心でやらないといけないということ、これまでやったことの無いことをやらないといけないということだ。

そのためには、私が自問したように、あなたも自問しなくてはいけない。

この瞬間、あなたの夢はなんだろうか?会社を前に進める夢はなんだろうか?情熱を前に進める夢はなんだろうか?

私たちの数え切れないほどのクライアントは、完璧な運営システムを作り、彼らに富と時間をもたらしてきた。

彼らがそのようなことを始め、やり続けるためには、前に進むための夢が必要だったのだ。

あなたの夢は何か?

夢とは偉大な結果である。

世の中で、あなたの会社が生み出す、型破りな結果である。

それはあなたの結果ではない。たくさんのお金を稼ぎたいというものではない。

たくさんのお金を稼ぐな、と言っているのではない。私も貧乏にはなりたくない。

しかし、起業家にとって、起業とはお金を稼ぐことではないのである。

例を挙げよう。

医者になりたいと思っている学生たちの夢は何か?

彼らの夢は治療することなのだ。

彼らは学校を卒業すると、まもなく夢を実現させ始める。

彼らは期待していたことをすぐにやり始める。

毎日仕事に行けばこう実感する。 - 「私は医者になった。」

夢が満たされるのだ!

それから?それから?

そして、かつて持っていたような強い夢などなくなったことを理解する。

しかし、真に起業家的な医者は、さらに自問する。

「これをやるもっといい方法があるはずだ。これをやるベストな方法を見つけるだけではなく、さらに優れた方法を追求しなくてはならない」

と。

「起業家の視点」を取り入れたカナダのオーデジーグループは、まさにそれをやった。

注)オーデジー・グループについてはこちらの記事をご参照ください。
http://entre-s.com/20140126

偉大な歴史を創り上げた多くの起業家たちは、まさにそれをやった。

これから先、あなたの会社が偉大な歴史を創ることに成功したとするならば、その原点となった夢はなんなのだろうか?

マイケルE. ガーバー

マイケルE. ガーバー

米EMyth創業者、Michael E.Gerber Companies会長。世界No.1のスモールビジネスの権威(米INC誌による)。1977年に世界初のビジネスコーチング会社、マイケル・トーマス・コーポレーションを設立。その後、約40年間にわたって、7万社の中小・スモールビジネスをクライアントに抱える会社に成長させた。「E-Myth革命」や「会社をE-Myth化する」などの言葉が生まれるほど、世界中のスモールビジネスに変革をもたらしてきた。1985年には、初の書籍、「E-Myth(邦題:はじめの一歩を踏み出そう)」を出版。「起業家の視点(職人、マネージャー、起業家という3つの人格)」、「ビジネスのシステム化」、「フランチャイズプロトタイプ」、「ビジネス開発プロセス」などの新しい概念を提唱し、現在につながる、スモールビジネス経営の新しいスタンダードを創った。同書は、16カ国語に翻訳され、700万部以上のベストセラーとなっている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。