自分(パーソナル)ブランディングビジネスからどうやって抜け出すか?(1/2)


dave

今日はガーバーと起業家の対談記事をご紹介します。起業家デイブは、現在の課題をガーバーに相談し解決しようとします。

以下からどうぞご覧ください。


デイブ:
私の本業はwww.AskDaveTaylor.comを運営することです。オンラインによる無料テクニカル・サポートを提供しています。携帯電話の使い方から、PCブートをより速くする方法、新しいアップルiPadを使用した作業の仕方まで多岐にわたります。現在抱えている課題は、ほかにも複数の会社から取締役会に入るように誘われていることです。それらの仕事をどういう基準で選べばよいのかわからず、日々、焦点が移ってしまうのです。

マイケルE.ガーバー:
それで、あなたのビジネスの収益源はどこですか? 

デイブ:
主な収益源は、広告です。非常に収益が大きく、毎年成長しています。昨年はこれまでで最高の年でした。

マイケルE.ガーバー:
では、あなたが明日(仕事を)止めるとすると、ビジネスはどうなりますか?

デイブ:
長期にわたって徐々に衰えると思います。本は出版された時点で販売され続け、印税が入り続けます。しかし、人々は新しさを望むため、こういった印税は時間とともに衰えます。それと同じだと思います。

マイケルE.ガーバー:
確かに。あなたの質問に戻りましょう。どのように焦点を絞ればいいのでしょうか。私が思うには、その質問をするのはちょっとやめて、いまの本業の最後の最後まで行くことです。あなたのビジョンの最終地点、あなたが描き出しているイメージの最後、あなたのベンチャービジネスの最後を目指すということです。

それを実現するには、あなた以外の他の人によって、サービスの提供が出来るようにしなくてはなりません。そのサービスがきちんと提供されているかどうか、一歩引いたところから精査する必要があります。それが出来れば、ビジネスの力は拡大します。リーチできる市場は拡大します。

あなたがやっている技術的な問題というのは、太古の昔から人々がもっており、誰かに頼りたいと思うものです。その誰かが、あなたなのです。

あなたは起業家的な視点で、「スケーラブル(拡張可能)」にしなくてはいけません。結局のところ、あなたがユーザーと個人的な交流をしているのなら、それはスケーラブルではないのです。

いまの状態で人を雇ったとしても、彼らは自分の経験で勝手に回答をし始めるでしょう。そして何が起こるかというと、そのブランドは衰えてしまいます。なぜなら、誰が質問に答えているのか、誰もわからなくなってしまうからです。突然、“デイブ“というブランドは消失してしまいます。これは一瞬のうちに起こり得ます。

デイブ:
それでは、その代わりに、自分自身がブランドであることを辞めるには、どのようにすれば良いのでしょう?

マイケルE.ガーバー:
そうですね、品質管理の方法を開発し、あなたの代理としてそれを行う品質管理者を雇うか、そういった品質管理者と契約を結びます。品質を管理する系統的な方法があるのです。

ただし、その方法を使うには、あなたが品質とはどういう意味なのか、つまり「これは質の高い回答なのか、そうではないのか」を非常にはっきりと理解していることが条件です。

デイブの方法論、すなわちデイブの品質に照らしてみたとき、はい、またはいいえ、とはっきり言える必要があります。

あなた自身は、それが自分の基準に合う回答かどうかすぐに判断することができるでしょう。その基準となるものは何でしょうか?それがデイブ品質の回答なのか、デイブに認定された回答なのか、そうではないのか、どのようにして判断するのでしょうか?その評価基準は何でしょうか? 

>>後半に続く
http://blog.entre-s.com/347

清水直樹

清水直樹

一般財団法人日本アントレプレナー学会代表理事 大学卒業後、マイクロソフト日本法人に入社。その後独立し、海外不動産の紹介会社を起業した後、携帯電話普及の波に乗る形で、モバイルコマース事業の創業メンバーとして参加。上場を目指すが経営メンバー同士の空中分解によって頓挫。その後、海外の経営ノウハウをリサーチし続け、2011年に世界No.1のスモールビジネスの権威、マイケルE.ガーバーと出会う。同氏の日本におけるマスター・ライセンシーとなり、2013年には日本初のE-Myth社認定コーチ(E-Myth社はマイケルE.ガーバーが創った世界初の中小企業向けビジネスコーチング会社)になる。現在は、日本の中小企業がワールドクラスカンパニーになるための支援活動に力を注いでいる。

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