自分(パーソナル)ブランディングビジネスからどうやって抜け出すか?(2/2)


前回の続きで、起業家デイブとガーバーの対談をご紹介します。

前回記事はこちらから:
http://blog.entre-s.com/344


デイブ:
そうですね。私の評価基準とは、明確で、首尾一貫していて、正確で、非常に理解しやすい回答であることです。そして最も重要なことは、人々を見下さないということです。ユーザーが何かを理解できないからといって、私は彼らが馬鹿だとは思わないということです。彼らはまだそれを理解していないだけで、それは簡単に解決できるのです。

マイケルE.ガーバー:
素晴らしい。こういうことですね。

「私はあなたより優れているわけではありません、私はあなたの役に立つために単にこれを勉強しただけです、あなたの混乱を理解できます、なぜなら、世間一般では、技術的な問題に対する分かりやすい解決策を得るのはとても難しいからです」

これがあなたがしていることですね。

デイブ: まったくそのとおりです。

マイケルE.ガーバー:
では、あなたはそれをターンキーにするべきです。企業のCEOとして、起業家としての覚悟があるならば、それをターンキーに出来ます。あなたはもう、一人の技術者ではないのです。もう二度と質問に答えなくても、機能するブランド、拡大できるビジネスをデザインできるのです。

デイブ:
そうですね。ただ、私は会社組織を大きくしたいわけではありません。

マイケルE.ガーバー:
私はいつも、誰に対しても言うのですが、実際にあなたがそれを指数関数的に成長させ、37人や100人ではなく、100万人の人々に同じようなサービスを提供できるのなら、なぜそうしないのですか?彼らは皆、問題を抱えているのです。

彼らは皆ニーズがあるのです。何故あなたは無料で彼らに貢献することを拒むのでしょうか。アマゾン社が行ったことをあなたは何故しないのですか?何故あなたはそうしないのですか? 

デイブ:
いま私は従業員を雇っておらず、諸経費もかからず、たくさんの技術者を雇うような複雑なこともしていません。だから品質を保てるのだと思います。

マイケルE.ガーバー:
それはいつも職人型の経営者が私に言う言葉ですね。

つまり、

「これは私自身のライフスタイルの上に築かれたライフスタイル・ビジネスなのです」というものです。

あなたは世界中の人々に貢献するという仕事にチャレンジするにあたって、いまのライフスタイルを変える必要はありません。あなたがしなければならないことは、焦点を変えることだけです。世界中に、何億という人たちが、質問に対する答えが得られないために、困っているのです。答えが得られるのであれば、彼らは喜んでお金を払うでしょう。

デイブ:
その通りです。

マイケルE.ガーバー:
これは世界を一変させるチャンスだと思ってください。あなたならそれができます、デイブ。真剣に向かい合ってみましょう。あなたは多くの者が持っていない何かを持っています。今、あなたが質問しなければならないことは、「それを誰にでも利用可能にするにはどうしたらいいのだろうか?」ということです。

デイブ:
分かりました。スケーラビリティに焦点を合わせるということですね。

マイケルE.ガーバー:
その通り、何故でしょう?なぜなら、あなたは世界に貢献することになるからです。誰かがそれをしなければならないからです。そして、何故それはあなたにとって重要なのでしょう?なぜなら、あなたはやり方を知っているからです。

私たちのほとんどが技術的な問題に直面し、不満を抱いています。あなたは、一握りの人たちではなく、可能な限り多くの人々に役立つために、あなたが独自の価値を提供するのです。それがあなたが存在する理由です。 

デイブ:
分かりました。ひとつ気になるのは、ユーザーが私の名前を冠してあるサイトに来て、回答がすべて他の人によって書かれている場合、問題が生じませんか?

マイケルE.ガーバー:
そうはなりません。なぜなら、デイブ・テイラー社が行っているサービスだからです。他の誰のものでもありません。あなたはシステム、つまり方法論を創り上げるのです。あなたが作った基準、あなたが作った品質管理の仕組みによって、他の誰かが、あなたと同じことを出来るようになるのです。

この質問に答えてください。「実際これが成し遂げられることができるならば、実際たったいま、問題を解決しようとしている何億兆もの人々にとってこれが間違いなく意味のあるものであるとしたら、これを成し遂げるために、時間と労力を投資する価値はあるでしょうか?」

デイブ:
ええ、もちろんあります。一目瞭然です。そもそも私にとって他人の役に立つことは一番のモチベーションになります。

マイケルE.ガーバー:
では、それをやってください。進展があったらまた教えてください。

デイブ:
はい、ありがとうございました。

清水直樹

清水直樹

一般財団法人日本アントレプレナー学会代表理事 大学卒業後、マイクロソフト日本法人に入社。その後独立し、海外不動産の紹介会社を起業した後、携帯電話普及の波に乗る形で、モバイルコマース事業の創業メンバーとして参加。上場を目指すが経営メンバー同士の空中分解によって頓挫。その後、海外の経営ノウハウをリサーチし続け、2011年に世界No.1のスモールビジネスの権威、マイケルE.ガーバーと出会う。同氏の日本におけるマスター・ライセンシーとなり、2013年には日本初のE-Myth社認定コーチ(E-Myth社はマイケルE.ガーバーが創った世界初の中小企業向けビジネスコーチング会社)になる。現在は、日本の中小企業がワールドクラスカンパニーになるための支援活動に力を注いでいる。

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