会社の魂はどこから生まれるか?


これから成長しようとしているスモールビジネスにとって、日常業務と創造の間に境目は無い。日常業務の中で常に創造力が求められ、創造することが日常業務なのだ。

私が作ったプログラムでは、実際にそれをプロセスに則って行っていけるように設計している。

創造することが起業家の役割であり、そこに学歴や経験や知識の量は関係ない。

ディズニーが毎年、テーマパークを再創造しているように、あなたの会社を再創造しよう。

では、会社を再創造するためにはどうしたら良いだろうか?

既に私の本の読者であれば、答えを知っているだろう。会社はあなた自身から始まる。会社を変えるにはあなた自身が変わらなくてはならない。だから会社を再創造するには、あなたの人生を再創造することからはじめなければならない。

これまでの信念、経験、知識、学んだことを忘れて私の話を聞いてほしい。過去ではなく、今に集中してほしい。会社でのこと、家庭でのことを忘れて今に集中してほしい。道場に入ったことがあるだろうか?道場では、いま、その瞬間に集中しなくてはならない。昨日、嫌なことがあったとしても、明日、人前で話さないといけないとしても、すべて忘れて、いまに集中しなくてはいけない。そうしなければ倒されてしまう。

同じように、いまに集中しよう。

いまこの瞬間、あなたはどんな人生を望んでいるのか?人生で何を成し遂げたいのか?人生の最後の瞬間、どんな気持ちで迎えたいのか?

あなたのたった一度の人生で何を成し遂げたいのか?いまから20歳、歳を取ったとき、何が為されるべきなのか?

明日からあなたが経験することは、いま、あなたが抱いた意志の結果である。

だからそれを明確にしなければならない。未来に命を吹き込まなくてはいけない。人生に生命力を与えるのだ。

いまの時代、みんなバーチャルリアリティに夢中になっている。なぜか?なぜなら、みんな現実の生活を手に入れていないからである。現実の世界で、生き生きと生きていないからである。

ビジネスの話をしているのに、なぜ人生の話をするんだ?というかもしれない。しかし、ビジネスとは人生なのだ。それを知らないから、大半のビジネスには魂が欠けている。

あなたの会社に活力が足りないのであれば、あなたが会社に活力を吹き込んでいないからだ。社員同士の人間関係に血が通っていないと思うのであれば、あなたの人生に血が通っていないからだ。

魂の無い会社では、テクニカルな話ばかりをしている。だからいつも、やる気の無い社員、扱いづらい顧客に悩まされるのだ。

私はその会社の様子を見れば、それを創った人がどんな人かわかる。あなたにもきっとわかるだろう。

ビジネスオーナーの人生の魂が会社の魂になるのだ。

※この文章はガーバー・トーク・エピソード2からの抜粋です。
続きはこちらから:

http://entre-s.com/talk_ep2/

マイケルE. ガーバー

マイケルE. ガーバー

米EMyth創業者、Michael E.Gerber Companies会長。世界No.1のスモールビジネスの権威(米INC誌による)。1977年に世界初のビジネスコーチング会社、マイケル・トーマス・コーポレーションを設立。その後、約40年間にわたって、7万社の中小・スモールビジネスをクライアントに抱える会社に成長させた。「E-Myth革命」や「会社をE-Myth化する」などの言葉が生まれるほど、世界中のスモールビジネスに変革をもたらしてきた。1985年には、初の書籍、「E-Myth(邦題:はじめの一歩を踏み出そう)」を出版。「起業家の視点(職人、マネージャー、起業家という3つの人格)」、「ビジネスのシステム化」、「フランチャイズプロトタイプ」、「ビジネス開発プロセス」などの新しい概念を提唱し、現在につながる、スモールビジネス経営の新しいスタンダードを創った。同書は、16カ国語に翻訳され、700万部以上のベストセラーとなっている。

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