1000倍成長への道筋


前にメルマガでもご紹介した通り、ガーバーの新刊(英語版)が来月初旬に出ます。

英語版だけですが、こちらのページから最初の章がダウンロードできます。
http://www.beyondemyth.com/

 

この本のテーマは、

Company of ONE(1) to a company of THOUSAND(1000)

というもので、簡単にいうと、「1000倍成長」への道筋を示すものとなっています。

2倍でも10倍でもなく、1000倍成長です。

ガーバーは常々、ビジネスは1万倍にもなれるほど拡張可能でなくてはならない、と言っていて、仕組み化はその手段となります。

ただし、2倍や10倍ではなく、1000倍成長を目指すには、単に仕組み化のノウハウだけではなく、「会社の魂」が必要となります。

ガーバーは昔の書籍の中で、

ワールドクラスの会社を創るには、

「魂の情熱」と「知性の情熱」を高度なレベルで融合させなくてはならない

と書いています。

私もまだ最初の章を読んだだけですが、今回の本は、その二つの情熱を紹介し、融合させ、1000倍成長への道筋を明らかにするものになっていると思います。

具体的なことは出版を待つことになりますが、本日は、既に明らかにされている、1000倍成長への8つのステップを簡単にご紹介したいと思います。

 

———————————————————————–

【1000倍成長への8つのステップ】

 

1.The Dream(ドリーム)
自社のビジネスが世の中にもたらす偉大な結果を定めること。

 

2.The Vision(ビジョン)
ドリームを実現するためのビジネスモデル。自社が最終的に取る形を定めること。

 

3.The Purpose(パーパス:目的)
顧客に与える具体的なインパクトをわかりやすく伝えること。

 

4.The Mission(ミッション)
上記を実現するための戦略と計画。ドリームとビジョン達成のために決定的に必要なシステムを定めること。

これら4つはビジネスのいわば土台であり、成長しようとしているあらゆる段階のビジネスに必要となるものです。

先ほどの話でいうと、どちらかというと「魂の情熱」の部分になるでしょう。

そして、次にビジネスを成長させる4ステップがあります。

 

5.The Job(ジョブ)
システムが何もない状態。
個人的なつながりで仕事を得ている大半のフリーランサーや個人事業主はこの段階。
集客や営業のシステムが確立していないため、来た仕事を受ける、という状況。
クライアントの意向や景気に仕事ボリュームが左右されやすく、脆弱。
起業しているというよりも、社員という立場ではなくなり、会社員のときと同じような仕事をしているだけの状態。

 

6.The Practice(プラクティス)
集客システムと営業システム、顧客へ価値を提供するためのシステムという3つがある程度確立している。
いわゆる独立開業している段階。
店舗ビジネスであれば、自分が店長となり、一店舗目が繁盛し始めた状態。
ただし、一般的に見れば、まだ個人商店のパパママストアの状態であり、日々の仕事から離れられない。

 

7. The Business(ビジネス)
マネジメントのシステムがある程度確立している。
店舗ビジネスであれば、複数店舗(7店舗程度)あり、各店舗に店長がいて、自分が彼らを管理している段階。
マネージャークラスの人材がいて、ほとんど現場に出なくても会社が運営されている。

 

8. The Enterprise(エンタープライズ)
リーダーシップのシステムがある程度確立している。
店舗ビジネスであれば、複数店舗を管理するリーダーがいて、1000店舗への拡張が可能になっている段階。
リーダークラスの人材がいて、彼らが日常的な経営を行っている。

これら後半の4つのステップは、前半の4つのステップの土台の上に作られるものであり、先ほどの話でいうと、どちらかというと「知性の情熱」の部分になるでしょう。


 

以上が8ステップとなります。

ご覧いただいたとおり、それぞれのステップにおいて、どのシステム創りに焦点を当てるべきかが異なってきます。

いま自社がどこに当てはまるのか、確認してみてください。

なお、新刊が発売された後、来年にはこれらのステップを具体的に実践していくためのプログラムがリリースされる予定です。

こちらも準備が出来次第、ご案内していきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

清水直樹

清水直樹

一般財団法人日本アントレプレナー学会代表理事 大学卒業後、マイクロソフト日本法人に入社。その後独立し、海外不動産の紹介会社を起業した後、携帯電話普及の波に乗る形で、モバイルコマース事業の創業メンバーとして参加。上場を目指すが経営メンバー同士の空中分解によって頓挫。その後、海外の経営ノウハウをリサーチし続け、2011年に世界No.1のスモールビジネスの権威、マイケルE.ガーバーと出会う。同氏の日本におけるマスター・ライセンシーとなり、2013年には日本初のE-Myth社認定コーチ(E-Myth社はマイケルE.ガーバーが創った世界初の中小企業向けビジネスコーチング会社)になる。現在は、日本の中小企業がワールドクラスカンパニーになるための支援活動に力を注いでいる。