起業家の視点について


「起業家の視点」は、ガーバー・アントレプレナー・スクールが運営するブログです。

ガーバー・アントレプレナー・スクールは、世界No.1のスモールビジネスの権威(米INC誌による)、マイケルE.ガーバーの日本における独占ライセンシーとして、スモールビジネス、中小企業経営者の方に向けて、職人型ビジネスから起業家型ビジネスへ変革するためのプログラムをご提供しています。

ここでは、起業家の視点とは何かを簡単にご紹介させていただきます。

 

経営者の3つの人格

多くの人は、起業するなら自分の得意分野で勝負しろ、と教えられます。

だからデザインに詳しい人はフリーデザイナーに、税務に詳しい人は税理士として独立し、プログラミングが出来る人はフリープログラマーとして、マーケティングに詳しい人は広告代理店を作ります。

彼らは、優れたデザイン能力、財務能力、プログラミング能力、マーケティング能力があれば事業を上手く成長させることができる、と考えています。

しかし、そのような職人的な発想と会社を成長させる起業家的な発想は全く別物なのです。

「職人」によって運営されているビジネスは、ビジネスが働くのではなく、彼ら自身が毎日働くことによって、成り立っています。

彼らは毎日、自分がやり方を知っている仕事を一生懸命にこなしていますが、「起業家」としての視点が無いために、成長に限界が生まれます。

そして、生計を立てるために、彼ら自身がずっと働き続けないとならないのです。

大半の起業家が陥る、この悲劇的な状況に気が付いたマイケルE.ガーバー氏は、1977年、世界初のビジネスコーチング会社、E-Myth Worldwide社を設立。

その後、30年以上に渡り、効果が実証されたプログラムを使って、世界7万社以上の「職人」によって運営されるビジネスを、世界クラスの「起業家」によって運営される成功したビジネスへと変革させてきました。

マイケルE.ガーバーは、職人的な仕事をすることで会社を運営することができる、と考えることを、「命取りの仮説」と名づけました。

なぜならば、そのような発想は、スモールビジネスにとって文字通り命取りであり、こんなにも多くのスモールビジネスが破綻する大きな理由であることに気がついたからです。

1985年に出版されたマイケルE.ガーバーの世界的ベストセラー「E-Myth Revisited(邦題:はじめの一歩を踏み出そう)」では、経営者が持つ「3つの人格」が明らかにされました。

「職人」、「マネージャー」、「起業家」です。

「職人」の人格とは、自分の得意分野のことを追及し、目の前の戦術的な仕事に取り組む人格です。

「マネージャー」は、人とシステムを使って仕事を行い、結果を出す人格です。

そして、「起業家」は、長期的な視点で、自社のあるべき姿を追及する人格です。

大半のスモールビジネス経営者は、職人の人格が多くを占め、バランスが取れていません。

そのため、日々、目の前の仕事を行うことで疲弊してしまっています。一方、成長する会社の経営者は、この3つの人格をうまく使い分けています。

 

Working ON Your Business, Not IN It.
(ビジネスの中ではなく、外から働きかける)

起業家の視点の中でも、もっとも大切な概念が、「ビジネスの中ではなく、外から働きかける」というものです。

マイケル・ガーバーはこう言っています。

あなたのビジネスをあなた自身から切り離して見ることが出来れば、ビジネスの改革は可能です。一度それができれば、なんでも可能になります。

一歩下がって、あなたのビジネスを他人が見るような視点で見つめてください。あなたは「あなたの人生」という芝居のプロデューサーであり、脚本家であり、監督であり、主役でもあるのです。それは、あなたの行動、ビジネス、人生は、あなた自身から独立していることを意味します。脚本を書きなおして人生を変えることもできます。

まず、ビジネス自体を製品として見る必要があります。ビジネスを製品として見ることで、ビジネスの中ではなく、外から働くことができます。複製可能かつ革新的なビジネスを創ることができます。

だから会社の運営が人に依存せず、普通の人でも非凡な仕事をできるようになります。これをターンキーオペレーションと我々は呼んでいます。

ビジネスをどう行うかということは、何を売るか、ということよりもずっと重要です。ビジネスの中からではなくビジネスの外から働くことで、あなたが不在でも機能するビジネスを作るようになるでしょう。

 

職人型ビジネスから起業家型ビジネスへ

「売上が伸びない」、「良い人材が見つからない」、「個人事業主から抜け出せない」といったような、 ビジネスを始める大半の人が直面する問題は、実はその多くが「職人型」ビジネスであることが原因となっています。

彼らはこういった問題を解決するために、様々な方法論を探し回ります。 しかし、結局のところ「職人型」ビジネスを抜け出せないがために、”自分が忙しく働き続ける”という解決策しか生まれないのです。

彼らにとって必要なのは、これ以上「職人」としての仕事を増やすことではなく、真の「起業家」として生まれ変わることなのです。

以下の表は、職人型ビジネスと起業家型ビジネスの違いを簡単にまとめたものです。

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職人型ビジネスから抜け出すためには、まず経営者自身が職人的な発想から、偉大な起業家たちのみが持っている、起業家的な発想へとシフトする必要があります。

 

起業家型のビジネスは革新的で拡張可能

起業家型ビジネスは革新的であり、かつ拡張可能です。

革新的とは、顧客をはじめとするビジネスにかかわる人の人生に変革をもたらす可能性のあるビジネスのことを指しています。

拡張可能とは、特定の個人に会社が依存せず、世界中に商品やサービスを提供できる可能性のあるビジネスのことを指しています。

世の中を見渡してみれば、様々なところに革新的で拡張可能なビジネスの例があります。それらは、私たちが無意識のうちに持っていた問題を解決し、口に出してもいない欲求に応え、世界中に広がっています。

「起業家の視点」とは、私たちが持つ3つの人格のうち、「起業家」の視点で経営者の人生と会社全体を見つめ直し、革新的で拡張可能なビジネスを創ることなのです。

 

より深く学びたい方のために、各種セミナーやプログラムをご用意していますので、下記サイトもご覧ください。

■ 「起業家の視点」ニュースレター

ブログではご紹介していない最新のセミナーやプログラムの情報などを随時お届けしています。
http://entre-s.com/pov_mail

■プログラム一覧

職人型ビジネスから起業家型ビジネスへと変革するためのプログラムをご紹介します。
http://blog.entre-s.com/program

 ■ マイケルE.ガーバー日本公式サイト

世界No.1のスモールビジネスの権威、マイケルE.ガーバーのプロフィールなどをご紹介しています。
http://michaelegerber.jp

■ ガーバー・アントレプレナー・スクール

マイケルE.ガーバーの思想や方法論について学びたい方はこちらからご覧ください。
http://entre-s.com

■ ドリームマネジメント

米国で開発された、社員が自主的に働きたくなる会社を作るためのプログラムです。
http://welovedream.com